
入院中にガラス越しに見てはいたものの
退院後生の次男と初対面の長男。
初めてみる生まれたての赤ちゃんに
大興奮で抱っこしたい!!
と毎日何度も抱っこをせがむようになります。
まだ首の座っていない赤ちゃんを
小学1年生に抱っこさせるのは
正直とても抵抗がありましたが、
あまりにも断るとかわいそうなので
「座って抱っこならいいよ」
という条件付きで抱っこしてもらいました。
長男は次男のことが可愛くて仕方ないようで、
段ボールで自作のベビーベットを
作ってくれたりしました。
この頃から少しずつですが、
長男が次男のために何かしてあげたい
という気持ちが芽生えました。
親からすれば
片付けや見守りなどやることが
増えて大変でしたが…
そういえば頭の良い人は、
あえて知っている知識を人に教えることにより
自分の認識力を高めると聞いたことがあります。
次男に何かをしてあげたいという気持ちは、
同時に長男の情緒の発達の手助けにも
なっていたようです。
もちろん鈍い私はこの頃に
そこまで見通せるほどの先見の目は
持っていなかったですが。。
ですが、将来的に仲の良い兄弟になって欲しいと
考えておりましたので、
できるだけ長男の生活に次男が迷惑な存在に
ならないように頑張りました。
例えば長男が宿題をしているところを
次男が邪魔してしまったとしたら、
まずは長男の気持ちに寄り添い
「せっかく頑張ってたのに次男ったらしょうがないね」
と長男に話しかけてみると、
長男は
「まあまだ赤ちゃんだからしょうがないじゃん」
とあっさりと許してくれたりしました。
とまあこんな感じで
『まずは長男のその時の気持ちを尊重』
を心がけてみました。
現在の状況はというと、
そのおかげかもしくは長男が成長したからか、
学校でも年下の子に勉強や紙ヒコーキの作り方を
教えてあげたり、次男が生まれる前よりも
キレてしまうことが激減したように思います。