
前回の続きですが、
長男がキレて包丁を向けてきたことを
個人懇談の際に学校の先生に聞いてもらったり
学童の先生にも相談しました。
すると、学童の先生から発達について困った時に相談できる施設である
発達障害者支援センターに連絡してみて下さい!と提案がありました。
いまいちどんな施設なのかピンとこなかった私ですが、
長男の生きにくさをなんとか改善できることがあるなら、と
教えてもらった後すぐに連絡してみました。
土日は開所していない、とのことで
平日に時短勤務をして長男と一緒に相談に行きました。
初めての場所に親子ともども緊張しながら行ってみましたが
支援員の方達はとても柔らかい雰囲気で安心しました!
私が支援員の方に相談している間、
別の支援員が別室で長男と遊んでいてくれたので
長男がいたら話しにくい内容も気にせず話せました。
前半は今までの環境や発達状況を詳しく説明し、
後半は発達障害についての特性を学んだり、
関わり方を教えてもらったりしました。
そこでためになったなと思う情報を紹介します!
『1日に1分でもいいから毎日子どもの実況中継をする』
どういうことかというと、子どもは親に興味を持ってもらいたい気持ちが貪欲です。
- 見てもらえていないと感じたらあらゆる手段を使って親の気を引こうとします
- 例えそれが悪い事だと知っていても、親が一番反応してくれる方法を使います
(例;机の上に登ってしまってふざけたり、大声を出さないように叱っても繰り返すなど)
子どもが、「お母さんは自分のことを見てくれている」という安心感を持てるらしいのですが、
- 褒めたり叱ったりは一切なしでただただ子どもが何をしているかを言葉にするだけでいい
(例;お絵描き中であれば、「〇〇くんは赤色のクレヨンを持っているね!描き出したね!トマトを描いたね!」
などただ見たままを説明してあげればいいだけです!)
- その時にはできれば質問もしないようにしましょう。
長男と次男どちらにも試してみました。
長男は反応が薄いながらも少し嬉しそうな感じでした。
次男には効果的面で、実況中継をすることによって
ポジティブな気持ちが育ち、人の話しをよく聞くことができる子になりました。
幼いほど効果が出やすいのかも知れませんね。
実況中継の間は質問はしない方がいいのですが、
子どもが服を着るのを嫌がったりした時は素早く察知して
「〇〇くんはこの服とこの服どっちが着たい?」
など子どもに選択権がある質問をしてあげるのがいいな、と経験上感じました。
もし子どもが困った行動をするようになったな、と思うことが増えてきたら
よかったらお試しください!