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長男の身長増加過多注意の話【21】

前回の続きになります

注射の恐怖感はどうやったら取り除けるか?

長男の提案により目隠しをシミュレーション

してみました。

長男も想像上では、

目隠しだと注射や針が見えなく

なることに少し安心したようでした。

そして、ついに採血当日の朝

長男に採血ができそうか聞いてみると…

以前とは明らかに表情の違う長男が

そこにはいました。

数々のシミュレーションが功をなしたか

病院への足取りも心なしか軽やかでした。

周りの人に聞こえないように

こっそりと話しかけてきた

「変態だよ」

と言う言葉にドキッとします。

ですが、言っている意味をすぐ理解しました。

思春期早発症について検索していると

第2性徴期の目安として睾丸の大きさも

出てきたので恐らく医師は

睾丸の触診をしたんだな、と思い

どストレートな表現で申し訳ありません…

長男にもわかりやすい言葉で伝えました。

睾丸の触診をしていたから

もしかするとたくさんの事例を検査してきた

医師なら睾丸の大きさでも成長期が

始まっているか、わかるのでは…?

と思ったので聞いてみました。

ですが医師の解答はというと

「そうは言っても、結構人によって

 個人差もあるし、実はあんまりわからない」

と言うことでした。

触診した感じでは僅かに大きくなっている

感じはある。と言う感じでした。

結局のところ検査において一番大事なのは

採血の検査値なんですね。

まぁ、今日は最初から

そのつもりできておりますので

前回のようには

母子ともに心はかき乱されませんよ!

次回に続きます!

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長男の身長増加過多注意の話【20】

前回の続きになります

心配してくれた

私から熱血漢と定評のある担任の先生が

電話をかけてくれ、

状況を報告すると同時に

長男もなんとか頑張ろうとしていること

を伝え、先生からもサポートをすると

約束をしてくれました。

愛する次男のために自分は生きねばならない!

その気持ちが長男を強く突き動かします。

担任の先生からも注射の時の心構えを

聞いたと長男が教えてくれ、

毎日寝る前に注射の時にどうだったらいいか

教えてくれました。

そしてふとした瞬間にも提案してくれます。

感覚過敏がある長男なのでもしバンダナを

不快に思ったらどうしよう…

と心配でしたが、そこは大丈夫そう。

そして、視界を遮られると

針は見えなくなるけど、

状況が把握できなくなることに不安になり

ストレスに感じてしまうかも…

と心配だったので、

見えない状況は声で教えてもらう

という提案をしてみました。

これだけしてももしかすると長男は

いざ注射の恐怖感を目前に迫られると

パニックを起こすかもしれない…

ドキドキしながら1週間後の採血を

迎えます…

次回へ続きます!

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長男の身長増加過多注意の話【19】

前回の続きになります

看護師さんのお昼休憩宣言により

時間が相当遅くなっていることに

気づきました。

そして来週の予約もして

その日の診察は終わりました。

気付けばもうお腹がペコペコだったので

病院内で何か食べて帰ろうかと思いましたが

ここでまさかの長男からの課金の催促…

実際はかなり押し問答しましたが、

根負けして次への頑張りに繋がるなら…

と約束をして課金についても了承をしました。

そしてお昼ご飯中、

長男は、次こそは注射をしないといけない

思ってると自分の気持ちを伝えてくれました。

なのでどうやったら安心して採血が

できるようになるのか話し合ってみよう。

と伝えました。

その日の夜、学校の先生にも報告を…

と思い

    • 採血ができなかったこと
    • 脳腫瘍の可能性がまだあること
    • 骨年齢が実年齢よりも上回っていること
    • 次こそは採血できると長男が言っていること

などなど連絡帳に書きました。

翌日、連絡帳をみて心配した先生が

夜電話をかけてきてくれました。

そこで、長男がいかに採血を怖がっているか、や脳腫瘍についての可能性など伝えると

先生もできるだけサポートをしてくれると

言ってくれたのでお礼を言い電話を終えました。

その後長男から、先生から注射について

話があったと教えてくれたので、

先生もきっと長男がすごく心配で

どうすればいいか、

たくさん考えてくれたんだと思います。

実はこの先生、同じクラスで両親が

朝早くに仕事に言ってしまう子の家に

毎朝お迎えに行ってあげたり、

私が長男の発達相談のため

病院に行くときなど一緒に行って

話を聞いてもいいですか?

と言って一緒に話を聞いてくれたりと、

かなり熱血漢な先生です。

こんなにいい先生が担任で

本当にありがたいなーと思います。

次回へ続きます

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長男の身長増加過多注意の話【18】

前回の続きになります

医学的には身長は140㎝あれば充分。

そう言い切られて、医学的には充分なのかも

しれないけど、もし長男が思春期早発症だった

場合に自然に任せて140㎝で終了って…

140㎝ってめちゃくちゃ日常生活に支障が出る

レベルじゃないの?

と心配になって思わず反論しかけます…

と、ここでこの先生もそんなに身長が

高い訳ではなかったことに気づきます。

もしかするとこの先生も昔は低身長で悩んで

結果こういった専門医になり、

…だけど過去どれだけ尽力しても

どうにもならなかった例がある!

そんな辛い過去を乗り越え、

低身長でも幸せの価値は変わらない!

…僕はそう気付けたんだ。

そんなヒストリーがあったのかも…

なんて想像してしまいました。

ですが、まだ検査もしていない

長男に対して自然に身を任してもなんて

ちょっと投げやりになりすぎじゃ

ありませんか?

かつての情熱はどこに行ったんですか先生!

↑以上、勝手な妄想です

ひたすら「僕はいいと思うけどね」の繰り返し。

もしかしてあまりに低身長の不便さを

強調しすぎたため先生怒った…?

と心配になりました。

と、ここで看護師さんが昼休憩を

取ってくる。と医師に報告しました。

時刻は13時過ぎでした。

看護師さんも先生も午後からまた

診療があるのに申し訳ない気持ちになり、

その日で終わらせるのは諦めました。

なので1週間後再び検査をすることを

先生と約束をしてその場は終了です。

まずは思春期早発症なのかどうか

検査をしないとわかりませんので、

長男の採血への恐怖心を

どう乗り越えるかが課題となりました。

果たしてここから長男は

どうやって恐怖心を乗り越えるのでしょう!

次回へ続きます

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長男の身長増加過多注意の話【17】

前回の続きになります

骨年齢が実年齢を上回っている…?

とう言うことはすでに成長期が

始まっていると言うことなのでは?

そんな思考が巡りました。

ですが医師からの言葉は…

※紙に書いて説明してくれたんですが、

詳しく理解ができなかったので雰囲気でお届けします

一回の注射でさえ射すことが出来ないのに

3回もしなければいけないだと…?

ショックで日本語を知らない人のような

喋り方になってしまいました。

なぜ注射を3回も射すかということですが、

第2成長期に脳から出るホルモン値を

測るために

    • 最初は通常時の値を知るため
    • 次に薬を注入するため
    • 最後に時間を置いて数値を知るため

以上の3回は血管に針を射して

いないといけないってことだそうです。

そして、これが1番心配だったので

聞いてみましたが、

脳のレントゲンについては

腫瘍は確認されなかったと言うことでした。

ですが医師いわく微量の放射線でも

脳の腫瘍は小さくなるから断定はできない

と説明をしてくれました。

そして、身長については医学的に

140センチに満たない身長だと、

なんとしても伸ばさねば!となるそうですが

それ以上あれば自然に任せても

いいんじゃない?と言う感じでした。

でもそれで「はいそうですか。」

とは納得がいかなかったため

「それでもやはり身長はあったほうが…」

と言っていて、あることに気づきます。

次回に続きます

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長男の身長増加過多注意の話【16】

前回の続きになります

骨年齢を測るべく手のレントゲンと、

恐らく脳腫瘍が確認されないかでしょう、

頭の側面からのレントゲンも撮ります。

採血を拒み続けた後だったので

あまりのスムーズさに拍子抜けでした。

撮影技師の仲の良さを微笑ましいなと思いました。

出来たことはすぐさま褒めに行く!

子育ての基本ですよね。

褒めるにしても抽象的ではなく具体的に。

と言われますが何が抽象的で何が具体的かって

たまに悩んじゃいますよね。

そして、その日は採血ができなかったので

医師による診断が出るのかな?

と思いながら診察室に戻ります。

そこでまた医師からショックな言葉が

伝えられました。

骨年齢が実年齢よりも上回っている。

つまりはもう成長期が始まっている…?

と思いました。

正直とてもショックでした。

これからすぐにでも治療を開始してもらわなきゃ!

色々な考えが巡りました。

果たしてどうなる?

次回へ続きます。

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長男の身長増加過多注意の話【15】

前回の続きになります

あまりの恐怖に涙した長男!

涙と鼻水でびちょびちょのマスクが

気になり思わずキレてしまいましたが、

優しい受付の人に事情を説明して

替えのマスクを頂くことが出来ました。

※バタコさんの口調で再生お願いします

成長すると「採血」って言葉を

聞いただけでも漢字を想像できるように

なるんですね。賢い!

こんな些細なことから子どもの成長を感じます。

あまりのケツカッチンにより

看護師さんが先回りして受付の方に

説明をしてくれていました。

骨年齢って手の骨のレントゲンから

調べることができるんですって。

知りませんでしたね。

指の関節の骨の端っこのくっつき具合で

骨年齢を測るそうです。

それと脳腫瘍が確認されないか

どうかでしょう。

頭の側面からの撮影もしました。

今回、MRIを想像して行きましたので

あまりに簡単に事が進むのに拍子抜けしました。

まぁ、もしかしたらこんなに

スムーズに行くのは

あれだけの恐怖を感じた後だから

って言うのもあるかもしれないけれども

最初に撮影からさせてくれた方が

まだ長男も落ち着けれたんじゃないか…?

と思ったのは内緒です。

次回に続きます。

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長男の身長増加過多注意の話【14】

前回の続きになります

長男のあまりの渋りに、

ついにしびれを切らした

医師が先にレントゲンを

終わらせるようにとの伝達を看護師さんから伝えられました。

協力してくれた看護師さん達…

貴重な時間を割いていただきありがとうございました。

そして看護師さん達を見送った後

長男を見てみると号泣していました。

悲しいことに長男は極度のストレスを感じると

暴力的になってしまうんです…

初めてみる方はびっくりするかもしれませんが

私としてはもう慣れっこです。

ここで感情的に私が怒ってしまうと

さらにパニックが広がり暴れてしまうので

淡々と長男に状況を説明します。

そして、長男の今一番の心配事は

マスクがびちょびちょだと言う事なので

受付の方に状況報告してどうにかならないか

聞いてみました。

※バタコさんの口調で再生してください。

我が家の次男がよだれが多い子なので

よくよだれかけを交換するときに

バタコさんぽく言うのですが、

笑ってくれるのは夫くんのみですね。

とりあえず長男は替えのマスクを手に入れ

ちょっと安心した表情になりました。よかったです。

採血については本日中には受けれそうにありませんでした。

なので、ひとまず脳と骨年齢を検査すべく

レントゲンを撮ってくれる部屋に移動することになりました!

次回へ続きます!

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長男の身長増加過多注意の話【13】

前回の続きになります

    • 脳腫瘍の危険性を話してみたり
    • 長男自らご褒美を志願してきたり

ゆっくりと注射を受ける決心を

固めてきた長男…

ですがなかなか恐怖心は拭えませんっ…!

今回必要なのは採血なので指す場所も

慎重に調べて、射している間じっとしてて

もらわないと大変危険なのですが

体が反射的に拒絶をしてしまいます。

看護師さんも長男が怖がらないように

少しずつ丁寧に説明をしてくれます。

やはりダメっ…!

圧倒的恐怖感!

すると、ここで看護師さんから

今日は無理だと判断した先生が

採血はとりあえずいいから先に

レントゲンで脳と骨の画像を撮影

して欲しいと言っていると、

伝えにきてくれました。

終了のゴングが聞こえた気がしました。

長男も私も死闘を繰り広げた

あとのように

まあまあ疲労困憊でした

仕方がない…

レントゲンなら痛いことないだろうから

先に終わらせよう。

次回に続きます!

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長男の身長増加過多注意の話【12】

前回の続きになります

あまりにも躊躇している

長男のために

看護師さんの気遣いによって

VIPな部屋での採血をさせてもらえることになりました。

看護師さんが来るのを待つ間

長男がパニックを起こさないように

事前にどんな感じで受けるのか

シミュレーションはバッチリです!

筋肉注射だとある程度の場所に

射せばなんとかなるでしょうが

採血となると熟練された看護師さんの

技術で限られた血管に射すため、失敗が

許されません。

万が一長男が暴れたりした時に

備えてでしょう。

看護師さんが3人も来てくれました!

看護師さん達本当に優しくて、

しっかり長男に説明をしながら

ゆっくり怯えないように進めてくれます。

一方で長男は、

頑張って受けるとは言ってくれたものの

やはり実際に注射を目の前に

した恐怖からか

無意識に手をしまってしまうようでした。

殺人現場に出くわすぐらいの恐怖ですもんね。

そんな簡単に受けれるわけないですよ。

まだまだ続きます!