
前回の続きになります
いきなりキレる先生に少し動揺する私。
そして緊張のため微動だにしない長男。
ついに先生による検査が始まります。
ついに長男からお願いされていた注射について
先生に恐る恐る聞いてみます…
やはり注射をすることにはなるそうです。
ですが、ここで先生の口からとても気になる
「脳腫瘍により引き起こされている可能性がある」
という言葉が出てきました。
そこにとても気を取られていた私ですが、
長男は血液検査→注射がある!
と恐怖を感じたようで…!
いつでも逃げれる準備をしなきゃ!
という気持ちでしょう。
いままで場面緘黙症を発動して微動だにせず
座っていた長男が立ち上がり、
私の背後へ隠れドアに近づいて行きました。
今回とても気になった脳腫瘍についてですが、
聞いてみると女の子はホルモンバランス
によって胸の膨らみや早い時期での生理開始が
引き起こされる事があるみたいです。
ですが、男の子の場合は脳に腫瘍があり
成長ホルモンを間違った時期に
体に作らせた結果、本来の成長期以外での
成長をさせてしまう事があるとの話でした。
そのため、検査についてはホルモンの状態を
調べる必要があるので注射は必須みたいです。
脳腫瘍は体が動かなくなったり、
目が見えなくなってしまったり、
喋ることもできなくなったり、
最悪の場合死に至ることもある
恐ろしい病気です。
ですが、この時の長男は注射だけは絶対に嫌だ!という考えしかなく
今すぐこの場から逃げなきゃ!
という思考でいっぱいだったようです…
無事検査を受けてくれるのでしょうか!?
次回に続きます