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長男の身長増加過多注意の話【7】

前回の話の続きになります

注射をしなければ詳しいことが

わからない…

その言葉を聞いた瞬間に立ち上がり

ドアの方へと近づき出す長男。

そんな不穏な空気など一切無視で

先生は注射よりも

脳の画像をMRIで撮ることの方が

大変だよ、と説明をしています。

この部屋に対する悪いイメージを

長男に植え付けたくない。

必死にここは安全なところアピールを

していると…

その時不穏な空気を察知した

熟練の看護師さんが助けを出してくれました。

こういう時に毎回思うのですが

長男は野生動物みたいだな…

野生動物のように身の危険を

感じるとその場からすぐに逃げます。

野生ではそれで命が助かるのかも

しれませんが、ここは人間社会です。

問題がないか検査をして

問題があれば適切な処置を受けなければ

助かる命も助からなくなることだって

あるんです。

生きるための術が危険から

身を守ること。なんという本能的。

長男も必死に生きたいと思ってくれて

いるんですね。

ありがたいことです。

私も、注射をすると聞いた瞬間に

「くっ…長い戦いになりそうだ」

と密かに覚悟を決めました。

こういう場で感じる長男の野生的思考

なんですが、自閉症スペクトラムの子って

コミュニケーションが苦手なので

不穏な空気を察知しやすい子が

多いんじゃないかな?と思います。

だから、人が大勢いるところや

普段と何かが違うぞ…という

違和感がとても気持ち悪いと

感じてしまう。

なので結局長男の納得のできる

形で受けさせてあげないと

イメージが先行して悪い印象の

あるところには二度と行きたがらなく

なってしまいます。

そうならないためにも

じっくりと進んでいきます!

次回に続きます

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