
前回の続きになります
徐々に採血の時が近づいてきた
恐怖感により長男の表情もだんだんと
強張ってきていました…
看護師さんが状況を逐一報告してくれています。
視覚を奪われたときには安心できる情報が
たくさんあって欲しいかな?、と思い
私もさらに情報を追加します。
やはり怖いのかひたすら首を横に振る長男。
長男の了承を得ずいきなり射してしまうと
危険だと思い、
看護師さんにもう一度
待ってもらうようにお願いをしました。
看護師さんも状況を汲んでくれて
部屋を出てくれました。
長男は周りに人がいると喋れないため
二人きりで話ができた方がいいかと、
看護師さんが提案してくれたので
ありがた〜と思いながら
その看護師さんを見送りました。
ですが、
その場にいた他の看護師さんが
心配でなんでしょうか、
あまりにも進まない状況に一石を
投じなければいけないと感じたのか
「注射をしないと治療にもなりませんよ」
という言葉を投げかけます。
ど正論。
※ちなみにリュープリンとは思春期早発症の治療薬の名前です
そうなんですよ。
知ってますよ。
私だってこんなに時間を掛けたいわけじゃないです。
でも無理矢理押さえつけてしまうと
また暴れ、逃げて長男がこの病院に
二度と行かないなんてことになりかねないんです。
こんなに皆さんの時間を使ってしまい
本当に申し訳ないとも思っています…
なので申し訳ない気持ちを伝えつつ、
長男と話をする時間をくださいと
お願いをしました。
ほんっとうに申し訳ない気持ちなんですが…
このような、
私自身がどうにかすることで
解決できるわけではない場面で
正論を突きつけられると正直
すごくストレスが溜まります。
今までどんなにこの子が
病院を怖がってきたか知らないでしょうがー
それに試行錯誤しながら付き合い続けた
経緯を知らないでしょうがー
正論を言うことですんなり受けてくれるんなら
いくらでも正論を言ってくださーい
すみません発達障害児育児の今までの
ストレスを思い出して取り乱しました…
何が言いたいかと言うとですね、
断片的に見て正論を投げかけられると
正しい言葉でも正直傷つきます。
ここまで来るまでにどんだけ苦労してきたか
いかに頑張ってもどうにもならなかったか
など様々なヒストリーがあったりするので
正論を投げかける前に考えていただけると
大変助かります。
※これはあくまで気持ちを綴っただけであり、
看護師さんには伝えていません
実際のところ私自身甘やかしすぎなのかな?
とかすごい悩んでいます。
どうするのが正解なのか、未だに答えが
見つかりません…
熱くなってしまいましたが、次回へ続きます!